さて、本日のおすすめコーデです。
茶色の革靴は温かみを感じさせるややベージュ寄りズボンに合わせるように、あえて靴底が白のものを選んでいるようです。(茶糸の靴底の方が少し重厚感が出ます)
靴、ズボンとこれだけでボトムの組み合わせの妙技を見せているのですが、トップスはデニムシャツをインナーとしてグレー身のあるカーキ色を選び雰囲気を上げています。
少しおなかが出ていることなどは気にしておらず、逆に「それが貫禄なんだよ。」と言っているようです。(インナーにシャツを着るとほっそり見える効果が得られます)
アースカラーを使ったいいお手本になります。
もう少しアースカラーという概念で説明すると、茶色の革靴は地面の土を、そこに砂なのか?白っぽくまだらな部分がある。
そしてそこから緑の茎や葉っぱが芽を出し、青い花を咲かせている。
または青空が出ている。
もう一度確認のために画像を見てください。
こうした自然界でよく見られる色を用いて着こなしを作っている。
この様に考えるとアースカラーで着こなしを作るという概念の輪郭が少し見えてくるのではないでしょうか?
自然界にはビビットな色調もたくさんあり、紫を着たり、黄色を着たりというのがいけないわけではありませんが、本日のおすすめのようなスモーキーな雰囲気というのはどっしりとした雰囲気を醸してくれます。
例えば私があと少しで30歳になろうかという女子だとして、この画像のような大人の男子と知り合ったなら
「なんか雰囲気いい人だな~。わたしの知らないことたくさん知っていそう。私の経験していないことたくさん経験していそう。美味しいお店とかたくさん知っていそう。なんか少し話がしたいな~♪」
とこのように感じるのではないかと思います。
と、わざわざ言語化してみましたが、着こなしに大人の魅力を出すというのは、このようなことを相手の意識下でうごめかせることができる可能性が高いです。
これこそまさに、ファッションが、相手の無意識にメッセージを送ることができる。という強い力を持っている証ではないかと思います。
かっこよくいうと、ノンバーバルコミュニケーションってやつにあたるのでしょうか?
話をしなくても相手に「わたし」という存在がどんなものか?ここを操るのがモテファッションと考えるのですが、このようなスキルを身につけたいと思いませんか?
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