肩まで伸びたボサボサの髪に伸び放題のひげ、膝の破けたジーンズのウエストに裾を入れた白い半そでティーシャツ、というのがアパレル業界に入るまでのわたしのカッコでした。
そんないで立ちで面接に行き都内近郊に20以上の店舗を運営するレディースの会社に奇跡的に無事入社することになったんです。
よくそんなんで受かったな~と自分でも感心するのですが、カッコがあまりにもすごいので、面接後は強制で表参道にあったGAPでシャツ3枚にインナーシャツ3枚、チノパンとカーゴパンツなどを3枚買い与えられ「これ来て頑張れ」と翌日から国分寺店に配属になりました。
着こなし方もよくわからず何とか袖を通しお店に立つこと数か月後、社長と専務がお店に来ることになったんですね。
「頑張ってはいるようだけどあのルックスじゃね~・・・」と見かねたのか?次の公休日に専務の行っている美容室に強制で連れていかれることとなるのです。
「イヤだよ~原宿の美容室なんて怖くて無理 ビビり」こんな心情です。
美容室に入りどんなヘアースタイルがいいのかなどは分かりませんでしたから、お任せでカットをお願いすると、床に落ちる髪が ボトッ。
切る音は ジャキッ。
気持ちいいくらいにカットが進み見事にベリーショートに変身していくではないですか?
しかも前髪は数センチしかなく、海苔を貼っているようです。
肩まであったんですよ髪の毛。
ゲシュタルト崩壊w
「一応カットはこれで終わったのかな?ようやく家に帰れる!」と一安心していると「この色で染めて」とカリスマ美容師はスタッフに指示しています。
どんな色になったと思います?
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まさかの金髪ですぅぅぅ涙
肩まであったんですよ髪の毛。
その上、原宿の美容室なんて着たこともないし居心地の悪さって言ったらハンパなかったです。
「早く家に帰りたい・・・泣」
そしてシャンプーを済ませてドライヤーで乾かし出来上がったのがナイナイの岡村氏のようでした。(ファンの方がいたらごめんなさい)
カットとヘアカラー終了後には美容室中が「森田さんいいじゃないですか?」と笑顔(笑われているとしか思えませんでしたけど 恨)。
「いいんです、いいんです、髪はまた伸びますから」と捨て台詞交じりの一言をつぶやきながら川崎へと帰っていくのです。
「切っちまったもんは仕方ねー」と開き直るも翌日にはお店に行かなければいけません。
似合っているのか?似合っていないのか?自分では判断できないし、自信なんて微塵も持てません。
そして髪型のことを考えると何を言われるのか?と不安からの行きたくない気持ちを押さえつつ、なんとかお店にたどりつくとスタッフの女性陣はみんな声をそろえて
「森田君いいじゃん♪」
というではないですか?
「えっマジで?似合ってんのこの髪型?」
「お店に行って笑われたらバリカン買って帰って坊主頭にしてやろう」と前の晩から考えていましたが、まさか褒められるなんて・・・
こうして自分の好みで選んだルックスだけではオシャレに見せることはできないということを身をもって経験するのです。
こんな風に髪型に変化が起き、ヘアースタイルに追いつかせようと洋服を変え、何度も何度もイメージチェンジをしてきました。
そうして31歳のころアパレルメーカーの営業担当にファッションに関する知識を聞きまくり、代官山でお店に立つようになった。
そして着こなしがずいぶんと変わることでお客さんから「オシャレですね」とも言われるようになってメンタル的にも自信を持てるようになって、自分のお店をオープンさせるところまでになりました。
25歳で入ったアパレル業界からのことを駆け足で書いてみましたが、振り返ってみて痛感するのは イメージは自分では変えられなかったということです。
イメージを良くしたいと思っても良くなることへの恐怖が心の奥底に潜んでいたからです。
そもそものオシャレがなにかもわかりませんでしたけどw
変わりたい願望はあるものの変わることができない。
わたしの場合はカリスマ美容師の手を借りて、メーカーの担当から情報を得て、ようやく破けたジーンズとTシャツを脱ぐこととなったんです。
この文章を読んでいる方は当時のわたしよりもズ~~~とオシャレをされていることでしょう。
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