嫁の両親を車に乗せてお墓参りに行ったお彼岸の時のことです。
特別オシャレをする必要もないしジーン時にトレーナーでもいいか?と気を抜いて出かけようとしましたが、「いや!やはりオシャレすべきだ!」という心の声が聞こえた気がして、ジャケットを羽織り、帽子をかぶってマフラーまで巻いてのいでたちで出かけることとなりました。
今回のお墓参りは嫁の実家近くでのことですから、知り合いがいる訳でもなく、誰とも出会うことは無いだろうと高をくくっておりましたが、いるんです、遠い親戚筋が。
「おお、ひでちゃん」と声をかけられて、「どうも」と返答。
みなさん一通りご先祖様のお墓に手を合わせ私の番になった時でした。
「靴カッケー」「そうだよ!ひでちゃんオシャレだもん」こう言われていることに気が付きました。
「いや~もらいもんなんです」と返しましたが、そういわれると嬉しいもんです。
これは私のコーデ力自慢を伝えているわけではなくて、「オシャレですね」みたいなこと言われるとします。
すると、その言葉がシャドーボクシングのように頭の中を駆け巡りこだまするんですね。
そして言われた言葉が駆け巡った行きつく先は「俺ってオシャレなんだな」という前提につながっていきます。
お店に立って服の販売をしていましたから、それなりにオシャレはしておかないと見た目的になんですから、そこそこ勉強もしました。
服をどう着れば、相手にどう映るか?ということをです。
そしてポツリ、ポツリと「オシャレですね」とお客さんから言われだしたことが、いい前提となってオシャレになっていくという流れになっていった気がします。
先天的にデザインセンスがある人は別ですが、私と同じように後天的にオシャレをしたいと考えた時には、まず初めに人から着こなしを教えてもらうことは近道だし確実です。
そのうえで「オシャレですね」を一言もらえば、もうあなたはオシャレです。
前提ができてしまったから、または前提ができてしまうから、オシャレでいないわけにはいかないんです。
と、まとめると、【人から着こなしを「ほめられる」ということが実はあなたのオシャレセンスを上げる前提を作る】ってことかと思います。
ぜひご自身に似合う着こなしパターンを見つけて、褒められるシチュエーションを作ってください。
あとは流れに身を任せていれば、オシャレになっていくはずです。
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