代官山でセレクトショップをやっていた時は、あまり忙しいお店でないこともあってお客さんが入ってくると、一言二言かわし、話が成り立つようになったころ「あっ!ちょっと待っていてください」と言ってストックルームへ行き、音楽をかけなおす。
ということをしていました。
今思えば下手なナンパ氏みたいで、どうかとは思いますが、当時はお客さんの気を引きたい、という意図からこうした行動をしていました。
そしてお客さんの元へ戻って「あなたをイメージして音楽かけました。こういうのどうですか?」と聞いていくことをしていたんです。
自分のお店であるし、かしこまった雰囲気では運営していなかったのでこんなことができたわけですが、、
そして帰ってくる反応の中からこれは女子ウケするぞ!という音楽を見つけていきました。
これは絶対!という3つのアルバムがある中で今回紹介の フェアーグラウンドアトラクション(Fairground Attraction)はかなりの女子ウケ音楽です。
フェアーグラウンドアトラクションはアイルランド出身のミュージシャン
フェアーグラウンドアトラクションはアイルランド出身のバンドで、アメリカのロカビリーやカントリー。自国であるアイルランドやブリテンの要素をミックスした、玄人が効いても唸る音楽を作りだしています。
ボーカルは エディーリーダーという女性で、歌唱力は折り紙付き。
明るい曲の時はテンポよくキュート、悲し気な時は抑制をつけて、聴くものの心を動かす歌声で魅了してくれます。
いちばん有名であろう、この動画の曲での歌声はもちろん、バックの間が多いけどズシッと響くアップライトベースやドラムのブラシでたたくスネアの心地よさなども聞く人の心を惹く要素ではないかと思います。
1枚しか発表しなかったバンドではありますが 「あなたをイメージして音楽かけました。こういうのどうですか?」と女性のお客さん聞くと「こういうの好き!」と必ず返してくれました。
CDを購入するのもいいですが、YouTubeでも聞くことができますので2~3曲は聞いてみられてください。
さいごに
フェアーグラウンドアトラクションはかなり女子ウケ度が高い音楽だと思います。
わたしのお店での数ある体験もそうですが、もともとはディスクユニオンでバイヤーをしていた女性から「女子がキュンキュンするこの音楽知ってる?」と手渡されたことも女子ウケ音楽の証拠として十分ではないかと思います。
15歳から25歳まで音楽のプロを目指し独学でギターを弾いてきた私ですから、CDも数万枚所有していたり、本物でいい音楽を聴くことには貪欲だったですが、この フェアーグラウンドアトラクション は最も売れたミュージシャンズミュージシャン(玄人好みという意味)だと太鼓判をドン!と押したいと思います。
ほかの2つのアルバムはまた時間を見て御紹介できればと思います。
ぜひ、お店でかけてみて実際に女子ウケした音楽を聴いてみてください。
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