アパレル業界の会社に務めだし数年たったころです。
まだ自分の着こなしに自信を持つことができませんでした。
・着こなしヘンだよねあの店員
・チョットざんねん
・似合ってると思ってんのかよ?あの服
こんな風に思われているんじゃないかと内心びくびくしていたころでもあります。
この時はもうすでに代官山で任され店長として店舗運営も始まっていました。
それでも上記のように思われているんじゃないかと不安がぬぐえなかったです。
その不安が薄らぎ自信を持てるようになったのは、信頼したアパレルメーカーの担当者から洋服の着こなしをアドバイスされてのこと、と こちら の記事で紹介してあります。
その担当者がいるアパレルメーカーというのは、日本で洋服を扱うショップであればほとんどのお店が何かのアイテムを扱ったことがあるんじゃないか?と言われるほどの老舗であり、業界を支えるほどの影響力も持っておりました。
主要取引先は主だったセレクトショップで、おおむねOEMとしてショップのネームタグに差し替えられて店頭に並んでおり、バーニーズやエストネーションといった感度の高いお店でも扱われておりました。
セレクトショップと言われ認知され駅ビルに店舗を構えるナショナルチェーンの洋服屋とはほとんど取引していた状態です。
彼らは年に何度か海外出張をしフランスやらアメリカあたりで最新のデザインを仕入れサンプルを購入し、日本人に合うシルエットにパターンを直して1万円台でおろしている、売れているメーカーです。
デザイナーズではないので、目新しいデザインが出てくることはありませんが、お店であればとりあえず仕入れておけば売れていく。着ておけば何となく様になるアイテムを扱っています。
あるインポートブランドのマネージャーには「彼らのやり方は露骨すぎる。何とか言ってほしい!」と懇願されるほどでもありました。
それほど完成度面もコスト面でも脅威とされておりました。
そして私は、そのメーカーからメンズ服を仕入れ購入しだしたんです。
勤める会社の経理からは「1店舗分の社員買いより一人の社員買いの額が多いですけど大丈夫ですか?」と連絡が来るほどでした。
3人~4人分の洋服を一人で購入していたんです。
着ておけば間違いない。
そんな服をです。
その上アドバイスももらいながら。
その為、業界に入った当時、全盛期であったGAPでは購入することもなくなり、お店に入ると安心するほど好きであったジーンズメイトでのお買い物をやめることとなるのです。
これが始まりとなり、アメカジファッションをやめるきっかけとなって、セレクトショップで扱うような洋服で見えお固めることで周囲から、またお客さんから「オシャレですね」と言われはじめ、「おにいさん、今度いついるの?」と聞かれるようになったり、毎月決まった額のお買物をするような上顧客も自然に作れるようになったんです。
チェックのシャツにジーンズ、ジーンズにロゴのTシャツといったアメカジは今でも大好きですし、ジーンズメイトは見つけるたびに必ず覗くほどお気に入りのショップではあります。
しかし、新しく購入するか?となるとあまりそうはなりません。
アメカジは実はステキに着こなす際のコツがいくつもある着こなしであるからです。
また、日本人の顔はほりやおうとつがあまりなく、陰影の出ない作りの方がほとんどです。
それに加えスタイルとなると私も含めなかなかアメカジが似合うほど足が長い人もあまりおりません。
アメカジは雰囲気を大人っぽくしずらいわけです。
若干緩やかなシルエットが特徴であるアメカジは子供っぽく見えてしまうきらいが出てきます。
女性は男子に大人っぽいいい雰囲気の着こなしを求めています。
女子がそう願っているのに好きだからと言ってアメカジだけを着てしまってはせっかくの願いを裏切ることにもなりかねません。
アメカジコーデがです。
強く断言することはありませんし、個人的にも着こなしに取り入れることはありますが、アメカジは一度卒業して、キレイ目なコーデにチャレンジされてみてください。
シュッとしてキレイな印象の着こなしは女性は大好きです。
ぜひ大人の男の魅力を放つ着こなしにチャレンジされてみてください。
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