「ネイビーって難しい色なのよね!」
こう言い放ったのは関東近郊に30店舗のお店を築き上げ、年商20億の企業へと育て上げたカリスマ社長です。
伺ったネイビーコーデについて話の内容は個人的な考えと一致していたので、私の考えは間違えていなかったと確信することとなりました。
ネイビーってとりあえず着とけば様になる。のようなことを発信しているスタイリストもいますが、今回は あなたの着こなしを ダサく も オシャレ にもするネイビーコーデ の裏側についてお伝えしていきたいと思います。
ネイビーはトラッド調が強い色
ネイビーは気品や信頼感を与える。とされトラッドなコーディネートに用いられる色です。
トラッドとは、イギリス紳士のいでたち。とイメージされるといいでしょう。
同じ生地であつらえられたベスト、ダブルボタンのジャケットにズボンというスリーピースのスーツ姿に加え、ステッキを突いている。そんなイメージのスタイルです。
さらに詳しくはネットからの引用ですが
米国の紳士服の様式。トラディショナルスタイル(traditional style=伝統的なスタイル)の略。直線的なラインのジャケットやチェック柄の細身のパンツ、ボタンダウンのシャツなどが主なアイテムで、ビジネスマンを中心に、常に安定した支持層を持つ。
また
伝統的であるさま。また、そのもの。特に、流行にとらわれないデザインの服装。「トラッドなアイビールック」
コトバンクより引用
いわゆるカチッとしたスタイルである。と想像したください。
なのでネイビーは伝統的でカチッとしたスタイルを着こなしたい方には存分に用いていただける色である。ということです。
と、ここまでが世間的なスタイリストがネイビー着とけば何とかなる。説を豪語している謂れになっています。
当然シュッとしたスタイルは女子たちは好きなわけですから、トラッドでかっちり系はいいですが、裏を返すと 着崩すことが難しい色 である。というのが私の主張であり、先のカリスマ社長と意見が一致したところなんです。
ネイビーを気崩すと・・・
私がお伝えしている あまさのある着こなし というのは、
・ヒトとは違う自分に似合っている自分のファッション
・独自の組み合わせで遊びがあるファッション
というニュアンスを指していますので、ご自身の着こなしに自信が出るまではモノトーンコーデを。自信がついてきたらネイビーなどを気崩して着飾っていく。という順番をおすすめしています。
「あなたのパーソナルカラーはネイビーです」などとスタイリストに言われたことがある人もいるとは思いますが、であれば上記の説明のように気崩さずトラッドコーデだけを心がけてください。
変に遊びを入れるとダサくなってしまう可能性があるからです。
要するにネイビーコーデは遊びのある自由な着こなしはしにくく、個性を出しにくい型にはまった色。ということです。
女子からも素敵と言われる着こなしを目指していただきたいのに、カッコいいと思いネイビーを着ているのに逆の反応が取れてしまっては本末転倒です。
ネイビーを着る時には気崩すことなく、あくまでも伝統的なトラッドスタイルな着こなしだけに絞ってコーディネートされてください。
さいごに
ネイビーを用いたトラッドな着こなしは万人が似合う組み合わせ。と言われています。
しかし、トラッドが似合う人と言うのはあまり多くはないんです。
芸能人で例えるなら 舘ひろし氏 木村拓哉氏 くらいしか浮かびません。
反対に両氏がデニムとかアメカジとかの姿を想像できますか・・・?
想像してみはしましたがアメカジは似合わなかったです(私の想像上ですが)
上記の両氏は伝統的なネイビー×ブラウンのようなイギリス紳士のようなスタイルがはまります。
(芸能人なんだから何でもに合うんじゃないか?と聞こえてきそうですが・・・)
オジサン臭くなるどころか、ステキですよね?
彼らのような雰囲気をお持ちでしたらネイビーは思う存分着られるといいかと思いますが、あなたはあの雰囲気をお持ちですが?
持っていないということでしたら、ネイビーコーデは注意深く作っていくことをお勧めします。
結局ネイビーは気崩すことが難しく、トラッドコーデが似合う人はあまりいない。
これが「ネイビーが難しい色なのよね?」というカリスマ社長の話であり、私の主張で、ネイビーコーデの真実なのであります。
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