トレンチコートはブランド物や様々な価格帯で販売されているため、選び方は案外難しいところです。
ようやく選んだトレンチも、他のアイテムとの組み合わせ方を間違えてしまうと着こなしが台無しになりかねません。
そこで今回は白をベースにしたワントーンコーディネートで作るトレンチコートコーデについて解説していきたいと思います。
白をベースにしたワントーンコーディネートで作るトレンチコートコーデ
さて、本日のおすすめコーデです。
気温も温かくなってきたので、おすすめも春らしく。
清潔感満載の春を感じさせる白をベースにしたワントーンコーデです。
ベージュのトレンチコートのインナーはほっこり感を演出する編地がはっきりわかる畦編み(あぜあみ)の白セーター。
サンドベージュの襟付きブラウスを中に来ています。
ロールアップした白デニムと色で凹凸感をデザインした茶系の革靴の空間に足首をチラ見セ。
このこなれ感を演出できるようになるとオシャレレベルがグンと上がり「この人オシャレ♪」という雰囲気が出てきます。
そしてズボンに巻いたベルトをちょっぴり見せているところなんて、ニクイ演出までしています!
このスタイルはマネしやすく、多くの方が取り入れやすい着こなしとなっているのですが・・・
ただですね、トレンチコートのチョイスが硬いかな~というのが正直なところ。
悪くはないんですけどね。
コーディネート全体の表現力がストレートすぎるといいますか、ここまで完成しているのであれば、もう少し個性を出せるアイテムを選んだ方がいいと感じます。
もっとカジュアルさを出した方がいいと言えばいいでしょうか?
もったいない!!
もしかしたらどこかのブランドの宣伝用に作られたコーデ画像だから、ブランド内のアイテムで構成したので、そうした雰囲気を感じるのかもしれません。
と、独り言をつぶやきましたが、今回のコーデは大人ステキな雰囲気が出ますので、着こなしに取り入れてみることをおすすめします。
【編集者後記】
当時は何がオシャレなのかとか全然わからなくて、相談相手もいないので自分の着こなしについてもやもやした気持ちを消すことができませんでした。
それは独立して代官山でお店を始めたの31歳の少し前のことです。
当時勤めていた会社で任され店長をしていた代官山での話なんです。
「子供のころからオシャレが好きで業界に入りました!」というのではなく、たまたま面接に受かったのがアパレル業界だった。というタイプですからセンスは皆無です。
25で業界入りして29の任され店長時代に文化服装学院という専門学校での女の子がアルバイトで入ってきました。
真壁かおり似のかわいい子ですが気が強いw
その子から「店長服はどこで買っているんですか?」プフフフフ・・・(笑)
とバカにしたように聞かれて、恥ずかしくなり走って逃げたくなったことがありました。
実際に顔は赤くなりトイレに逃げ込みました 泣
自分のセンスに自身が持てず、何を着たらいいのかわからない。
業界にいるのもかかわらずです。
その時のカッコは今でも覚えています。
両面着られるリバーシブルの胸にロゴの付いた長袖のTシャツにLeeの切り返しがあるポケットがいっぱいついたスリムパンツ。
男目線で「カッコイイ!」と思い選んだアイテムです。
今思い出しても恥ずかしいくらいにイケてなかったですね~。
でも悪いことにそれがカッコいいと思っていたんです。涙
こうしたことがあって、仲良くなったアパレルメーカーの担当者に相談したりしながらファッションを学んでいくことになったのが独立直前のこと。
アドバイスを受けたことから着るアイテムも購入するショップも180度かわっていきました。
わたしの場合は必要に迫られ、20歳の女子にバカにされて着こなしを変えざるしかなかったわけですが、今この文章を読んでいる方の中には「そこまでオシャレとか不要」という方もいるかもしれませんね。
しかし、こうして自分でビフォアーアフターしてきた経験から着こなしを変えるとセルフイメージは上がる。ということは強くお伝えしなければいけません。
社会に出て経験して磨いてきた魅力的な内面があるのに、それを表す外見にこだわらないというのはもったいないこととしか感じません。
ファッションは着るものを変えるだけなので、ビフォアーアフターは一瞬です。
より良いセルフイメージにするためにファッションを変えてみようかな?
と、今日1日だけ考えてみませんか?
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