ファッションにおいて
センスがいい人。
と相手から思われるためには
・体形に合ったサイズを着ている
・シルエットがキレイである
・着ている服が似合っている
の3つの要素が達成されることです。
その上に
なじんでいる
ということも非常に大切なことです。
なじんでいるとは
その場の雰囲気になじんでいるということと
自分自身になじんでいるということです。
磨いてきた内面に外見がなじんでいるともいえるかもしれませんね。
しかしなじんでいる、というのは案外わかりにくい概念でありまして
例えば女性であれば、お化粧の時に
「肌になじむファンデーションを使って」
「下地になじむチークを塗って」
「全体になじむ口紅をつけて」
と自分とお化粧をなじませることを大人になる前から考えていますから頭での理解以上に感覚で理解しているんです。
ところが男性の場合お化粧をすることはほとんどないために、なじませるということが府落ちできない人は多いのではないでしょうか?
と、言葉での説明では理解しにくいと思うので、なじませるということを画像を使って解説していこうと思います。
40代以上の男性向けベージュのタートルネックの組み合わせ方
まずトップスはベージュのタートルネックです。
どこにでもあるようなシンプルなセーターです。
ベージュ・カーキ色のパンツの組み合わせ方
ズボンはカーキ寄りのベージュパンツ。
マンソンズというブランドのパンツですが、ベージュのタートルネックと組み合わせてみるとこんな感じになります。
同色ではありませんがトーンが似ているアイテム同士を組み合わせることでなじんでいるように見えるのではないでしょうか?
40代以上のメンズ、ジャケットの組み合わせ方
そこにアウターとしてカーキ系のチェックのジャケットを羽織ってみます。
3つのアイテムを組み合わせてみるとこんな着こなしが出来上がりました。
えっ!?シンプルすぎて何かつまらないって?
それでは実際にマネキンに着せてみましょう。
ワントーンとは言えませんが、ベージュ×カーキという色の組み合わせでアイテム同士がなじんでいるように見えるのではないでしょうか?
トーンを合わせ全体を統一していく。
そんな感じで考えての着こなしを作ったのですが、今回は特に「ベージュのタートルネックが着たい」という欲求からコーディネートを考えてみました。
全体がなじむように。
それと気を付けたのが「汚い色同士の組み合わせをきれいに着る」というテーマをもって着こなしを作りました。
カーキ系は着こなしをよりカジュアルに見せる最たる色であることも気にかけてファッションがきれいに見えるように心がけました。
たたんでタンスにしまう時にセンターに折り目が付くようにして収納しているというひと工夫も添えています。
少しは大人な雰囲気が出たのかな?と思います。
冒頭にあげた
・体形に合ったサイズを着ている
・シルエットがキレイである
・着ている服が似合っている
を踏まえたうえで、着こなしをなじませる。というのは簡単に見えて案外と難しかったりするものかもしれません。
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